見えない未来より見える今

公開日: 7/27/2015 感想 宗教 生きていくことの意味 生き方 読書


私を含め、われわれは地に足をつけることはついつい忘れがちになります。






















 未来への選択をした場合には「これでいいのか」といった不安の生ずることがあります。こうした「選択をした際に生じる不安」に対して、対策として「自分がいること・あること」を考える必要があります。これを考えない場合は自身が不安で押しつぶされてしまいます。それは良く生きようとした場合には問題です。そこでここでは「選択した際に生じる不安」への対処として、「自分がここにいる」考え方を示し、それを得るためには
どういった行動をとれば良いか、といったことを書きました。


見えないものを追い求める<不安>


 物事には二面性があります。善悪や正直と嘘、本音と建前などがあり人間社会で快適に生活するうえではそれらの存在を知り、上手に選択する必要があります。

 そうした選択をする場合、状況によってはこの選択をしてどうなってしまうのだろうといった不安や、この選択が正しくなかったのではないかといった後悔を持つことがあります。

 こうした不安や後悔を持つことは快適に生活するうえでは問題です。そこでここではこのような不安や後悔の生じた場合においてどのような考え方や行動をすればよいかを考えます。


<不安>の解消法


 不安や後悔に対し、その解消法として私は以下の二点を考えています。
 
 一点目は 宗教やそれに類するものに「すがる」方法です。手っ取り早く考えることを放棄し、宗教でいうわけのわからないもの、即ち「神」などに不安を押し付けることで
問題を考えないようにします。どちらかというと「逃げ」る姿勢にあります。苦しみを伴わずラクですが、根本的な解決は出来ません。
 二点目は自分自身への対処や「見直す」方法です。自身を考え、とことんまで突き詰めます。「なぜ」より前にここに「いる」ことから今生きていることや存在していることを認識します。どちらかというと「戦う」姿勢にあります。多くが修羅場や苦しみを感じることがあり、ラクではありませんが、根本的な解決を図ることのできる可能性があります。
 両者をバランスよく用いることが重要です。特に後者の「いる」ことを考えることは重要で、不安の先にある自殺の予防を考えられたり、日々の行動に対して自省を図られたりします。

 そこで次には後者の見直す手段を考える例として対処の仕方がわかりやすい「モーター修理」を示します。


見直すことに対応した例・・・モーター修理


 一般的に何か問題が起こった場合にはその原因を考えて対処をします。

 例えば今モーターから異音がしていてそれを異音の無い状態にしたい場合を考えます。
そうした場合に、まずはモーターを実際に調べます。次に軸が曲がっていることや軸グリスの磨耗していることなどを確認します。そして最終的にその原因箇所を修理や交換します。

 一方不安や後悔はこうしたモーターと比べ目に見えませんし、その原因も同様目に見えるものではありません。ですから対処の仕方もないのかと思われがちですが、この①調べて②確認し③対処する方法は応用することで、何らかの対策を打つことは出来ます


自身を見直すために<まず自分を知る。>


 具体的に以下に示します。

(1)どのような時に自分がどのような反応をするのかを知り(調べ)ます。
例1:Aさんと結婚したことで未来が心配だ。
例2:B社に入ったことは間違いだったかもしれない。

(2)次に通常の場合と特異な場合においての違いや、機微を確認します。
例1:結婚した時にはうれしい気持ちがあった。土手で寝転ぶと何も考えずに過ごせる。
例2:仕事自体はそれほど嫌いではない。C社に入っても同じような後悔を感じたかもしれない。

(3)最後に感性を研ぎ澄ませて不本意な現象を避け対処します。
例1:結婚したことは悪いことばかりでなかったと思う。週に一度か二度、土手で寝転ぶ習慣を持つ。
例2:嫌いな仕事でないならそれを続けてもいいか。どこにいても後悔は感じる。だから後悔しても仕方ないと思う。

(2)の確認する場合や、(3)の対処をする場合を考える場合いずれも最も基本となるのは(1)の自分を知ることです。

 ですからまずは今の自分を知ること、これこそが大切なのではないかと考えます。すると自分を見直し、自分のあることやいることを実感することが出来るのかもしれません。


それを以下を読んで考えました。
生きていくことの意味 諸富祥彦 PHP研究所発行 2000.2です。
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