客室清掃という仕事(1)ラブホテル

公開日: 5/12/2016 ラブホテル 客室清掃 仕事内容


ラブホテルにおける客室清掃のお仕事です



















 仕事には多くの種類があります。名前を聞いただけでは「なんだそれ?」
と疑問に思うことはあると思いますが、詳細を知ることで興味が沸くこともあるかもしれません。そこで多くの仕事の中で私が体験した仕事はどのような仕事でそれについての詳細と、 求められるであろうこと注意点などを書いてゆきたいと思います。

 今回は客室清掃という仕事です。そのなかでもラブホテルの客室清掃を紹介します。


ざっくりとした周りとの印象との違い


 よくこの仕事は汚い仕事をしているから高い時給をもらっているのだろうと思われがちですが、そのようなことはありません。確かに汚いことは多いですが、多くが最低賃金(もしくはそれに近い金額)で働いています。

 また何でも監視されていそうと思われがちです。確かに防犯上のため、部屋の前には監視カメラが設置され部屋に入るまでの様子が録画されていることはあります。しかしさすがに部屋の中までは監視カメラはついておりません。


仕事の詳細


 この仕事は文字通り、ホテルにおいて、ベッドメイクと風呂掃除、洗面台の清掃をする仕事です。場合によっては一通り仕事を覚えたらその後にフロント対応をすることもあります。服装や髪の色など、細かいことをとやかく言われることはありません。

 清掃作業自体は24時間体制で動いています。多くが朝勤、昼勤、深夜勤と3交代で行われています。ラブホテル側としては昼勤が一番稼ぎ時で、朝や深夜は比較的ゆったりしてます。朝からことをいたそうとする方は少ないことが多く、また深夜は宿泊客が多いからです。
 曜日や時間によって忙しい時とそうでない時とがあり、平日は概ね17時以降宿泊時間までが忙しく、土日の休日は一日中ひっきりなしに動きます。
 当然お客さんが部屋から出ないと作業をすることがないため、そうした部屋の空きがない場合にはバスタオルをたたんだり敷きシーツと掛けシーツ(デュベ)のセットを作ったり、休憩したりします。

 勤務場所に多少の違いはありますが、おおむね最初は一ヶ月くらい毎日風呂掃除を担当し、出来具合がよければその後にベッドメイクや洗面を教えてもらえます。ひとつの部屋を一通り回せることができれば次はフロント業務をさせてくれることもあるようです。

 フロントはたいてい一勤務で一人ですが、清掃業務は大体2~3人一組でチームを作り、一つの部屋あたり15分から20分程度で仕上げます。(その2~3人で掃除の具合やアメニティの過不足をチェックする)風呂とトイレを清掃する人、洗面とベッドメイクを担当する人とで分かれることが多いようです。
 
 風呂掃除やトイレ掃除では髪の毛や水滴を残すな、ということがよく言われます(お客さんの立場に立ったときにそんな場所でことをしたいと思うか?思わないだろ、という意味のようです。)。ですからそのためにはなんでも使えるものは使います。それとこれはラブホテルに限った話ではないですがアメニティの数とシャンプー、リンス、ボディソープの順番が決まっています。

 ベッドメイクはビジネスホテルとは違い、布団が大きいことが多い(キングサイズがデフォルトだと思う)です。ですからシーツをかけたりデュベをかける際は基本的に二人で協力して行います。また部屋の掃除にコロコロを使うことが特徴です。

 なおフロントはお金を扱うことが多いため、ラブホテル側としても信用した方にしか任せられません。ですから掃除を通してある程度信用を作ってから任せてもらえることがあります。お金の管理のほかお客さんからの要望で食事を提供したり道具をお客さんの部屋まで持っていったりします。また客室清掃さんから聞いた不足アメニティを発注したりします。


求められている内容


 何よりも清掃に求められるのは体力です。ですから体力のない人は数日で辞めたり、あるいはひどい場合ですと勤務初日に来なかったりします。

 また自分の掃除感覚をホテルの掃除感覚にあわせる必要があります。あまりに綺麗にすることにこだわり過ぎると時間に間に合いません。しかし逆に手抜きをしすぎるとクレームにつながりします。ですからたとえば拭き掃除であるならば、いかに効率よく一回で終わらせるかが肝です。

 風呂掃除は一番きつく、また一番最初に経験するためたいていの人が、スチームサウナで動くように楽に体重を落とすことが可能です。痩せられて、かつ給料ももらえるという意味ではよい仕事です。


気をつけたほうがよいこと


四つあります。それぞれ示します。

 一つ目は組む人によって効率が大きく変わることがあります。二人一組、もしくは三人一組で掃除することが多いため、その組んだ人との相性によって速くもなったり遅くなったり清掃の具合が良くなったり悪くなったりします。
 多くが一緒に作業をする際に話しながら仕事ができます。ですからおしゃべり好きの人にはいい仕事場と言えますが、逆に黙々と作業をしたい人にとっては苦痛かもしれません。

 二つ目は病気が心配です。風呂掃除をする場合は多くが素足で行います。お客さんの中でも病気を持っていたりしてそのウィルスがお湯の中に入っていたりした場合、仮に清掃者自身に傷口があったとするとその傷口からお湯を介して病気が感染する心配があります。しかしそうはいうものの素足で作業しないとおそらく終わりません。

 三つ目は勤務条件が大雑把だということです。最初から働いた二店は履歴書も必要なく採用されました。また多くがシフト勤務ですが辞める人も多いため、突然シフトが変更になることもあるようです。今までで驚いたのは、数時間後にいきなり勤務を入れられたことがあったことです。そういう意味では勤務体系はむちゃくちゃな場合が多いです。

 四つ目は面接での注意点です。先に示したように平日の昼勤務と土日がお客さんのかきいれどきになります。ですからその時間に入れるようだとラブホテル側には喜ばれます。後は急な予定変更に応じられることが必要なのかもしれません。客室清掃という意味ではビジネスもラブホテルも変わりません。ですから経験者という意味ではビジネスホテルの客室清掃経験者も優遇されることもありますが、一方で経験者はえてして勝手に仕事をサボったりすることもあるため、場所によっては経験者はご勘弁願いたいとされることもあります。
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