客室清掃という仕事(2)ビジネスホテル

公開日: 5/12/2016 ビジネスホテル 客室清掃 仕事内容


ビジネス(シティ)ホテルのお仕事です。






















仕事には多くの種類があります。
名前を聞いただけでは「なんだそれ?」
と疑問に思うことはあると思いますが
詳細を知ることで興味が沸くこともあるかもしれません。
そこで多くの仕事の中で私が体験した仕事はどのような仕事で
それについての詳細と、 求められるであろうこと
注意点などを書いてゆきたいと思います。

今回は客室清掃という仕事です。
そのなかでもビジネスホテルの客室清掃を紹介します。

差別のある職業

なぜだかわかりませんがこの仕事は女性が優遇されます。
多くが女性を積極的に雇い入れたく、
また外国人の採用されていることもあるようです。
即ち男性の日本人は採用される可能性は低いです。

仕事の詳細

ビジネスホテルの多くがユニットバスつきの客室なのですが
ユニットバスの風呂とトイレ掃除が概ね10-15分
ベッドメイクとアメニティを揃える時間が10分程度として
一部屋2~30分で仕上げます。

風呂は洗剤を薄めた液でざっと洗ってお湯で流し
毛や水滴が残らないように拭き上げて終わりです。
かがみと洗面を拭いて水垢や水滴を消します。
ユニットバスの素材上ユニットバス全体に水滴が残りにくく
ユニットバスの構造上一人用の釜である場合が多いため
ラブホテルに比べると掃除はしやすいです。

ベッドメイクはキングサイズのものは多くはありません。
ですので小さいサイズのものを一人で仕上げます。
①しわなく綺麗に②素早く仕上げることが目標です。
いくら早くベッドメイクできても、見栄えが悪いと
やり直しをさせられることがあります。

風呂掃除とベッドメイクが終わったら掃除機でごみを吸って終了です。
翌日のアメニティグッズの補充や発注などは勤務後に行います。
ですから結果として残業になることが多々あると思います。

一人前になるには一人ですべて責任を持って行うことです。

掃除方法はアウト(出発)と、ステイ(連泊)とで
違いがあることが特徴です。
アウトは部屋の中のごみなどをすべて引き払い掃除をすること
ステイはお客さんの荷物をいじることなく掃除だけすること
といった違いがあります。
特にステイの場合はお客さんの荷物の盗難が心配されるため、
最初はアウト部屋の掃除を出来るようになって
管理者に信用されるようになってから
ステイの部屋の掃除法を教えてもらいます。
ステイの場合はベッドメイクや風呂掃除はもちろんしますが
最低限アメニティのみ補充するようにします。

シティホテルなどでは
日本人のほか外国人観光客が泊まっていることがあり
そうした場合、枕元にチップの置いてあることがあります。
一応それは忘れ物として届け出ることが求められます。

長年勤めているとシフトを決める管理者になることがあります。
管理者になりますと、不足したアメニティの発注のほか
だれそれをどこに配置して、といった作業管理をします。
ビジネスホテルの客室清掃の多くは
ホテルとは別の委託会社となっておりますので
管理者になりますとホテルのフロントさんと
何部屋出来た、出来ないといった対応をすることがあります。

求められるもの

求められるものはある程度の普通さだと思います。特に見た目。
汚れを防ぐため白い靴を準備するように言われることが多いです。
また清掃中にお客さんと接することがあるためか
ラブホテルとは違って、制服を用意してくれることがあり
さらには黒髪であったりある程度普通の格好が求められます。

ホテル側としてはチェックインまでに
部屋を仕上げておきたい部分があるため
時間に対しては細かく言われることがあると思います。
ですから動く場合に関しては出来るだけ一回の動きで
掃除を完了させるようにして、掃除セットを
ワゴン(セットやアメニティが揃ったカート)や
リネン室に無駄に道具を取りに行かないことが
時間を短縮するコツ、求められるものだと思います。

注意点

過酷だけども良くも悪くも普通の労働環境です。

基本的に一人一部屋で担当することが多いようです。
10時-16時の5時間半勤務のところが多くありますが
ほとんど休憩はありません。最初から何部屋すること、
といったノルマの設定されていることが多いです。
つまり先の一部屋辺りの所要時間から割り算すると
一勤務あたり12~13部屋を仕上げる計算です。
しかも場合によっては6連勤や7連勤することがあります。

勤務賃金は最低に近い額だと思いますが
勤務契約自体はラブホテルと比べしっかりしていることが多いです。
確かにシフト勤務はあり、辞める人も多かったり
お子さんもちの主婦の方の場合、
お子さんの都合で突然これないことがあったりし
過酷になることはありますが、明日仕事しに来い、などといった
むちゃくちゃなシフト変更はあまりありません。

過酷さ、とそれに対する待遇の悪さなどから
腰をイワしてしまったり、手が腱鞘炎になったりします。
一方でそうした過酷な状況であったとしても
人と接することが苦手だ、などという人にとっては
管理者にならない以上は人と接することが少ないため
ビジネスホテルの清掃はもってこいなのかもしれません。

面接はコンスタントに連続勤務が出来れば一番よいと思われます。
普通を求められる傾向にあるため、見た目は
スーツなどで身を固めるのも重要なのかもしれません。
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