他人との関係維持に執着しすぎないこと

人間はお付き合い大事

人間は社会性のある生きものです。
自分と他人をはじめとする他者との乖離を感じ
生き続ける必要があるのかもしれません。

そうした「他人と他人のお付き合い」で
ライフステージ上重要なものには配偶者との関係があります。
そうした他人とのお付き合いや結婚していく関係の中で
大切になることは何でしょうか。

ここではその中身と対策を書きました。


安定を求めすぎると問題となる

通常相手との関係を継続し続けたいと思った場合
安定を求めることが簡単で手っ取り早いです。

しかし安定を求めすぎることに執着しすぎると
道徳的な面を重んじるお母さんよろしく
相手を縛り付けていまうこともあります。
すると「するべき」、「しなければならない」
といった気持ちから相手への思いやりがなされません。

ですから関係維持をしたいと思うことはあっても
安定に執着しすぎないことが大切です。

なお、こうした執着心が進行しすぎると
最終的には精神疾患になることもあります。


執着しないための行動

そこで執着しないためには
以下2点を考える必要があります。
①話したりして気持ちを発散させること
②趣味などに気持ちを昇華させること
です。

①では例えば配偶者などの身近な関係を用います。
 配偶者はまったくの他人ですが、そうした他人でも
 話の出来る環境を作ることが大切です。 
 そのためには一時的感情の高ぶりで結ばれてしまうような
 せつな的な行動は慎むのが良いのかもしれません。
 
②では周りがどんな環境であっても
 それをすることで落ち着けるような趣味や好きなことを見つけます。
 例えば野球選手がスランプに陥った場合でも
 普段の出来る練習をすることでスランプを脱出することがあるように
 普段の生活で淡々と、自分の出来ることを見つけることです。
 そのためには自ら積極的に何が出来るか求め、行動をします。


それを以下を読んで考えました。
「あなたの中の秘密のあなた(遠藤周作著 PHP研究所 1991.11)」です。

 

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