過去を振り返る利点と方法

幼い頃に戻る必要のある場合がある。

人間は通常、年齢が進むにつれ
心と体が成長していきます。

しかし何らかのトラブルにより
心の成長していない、あるいは心理的な課題のある
といった場合は、体は成長しても心は成長せず
そのままの状態で成長が止ってしまうことがあります。

すると後々になって問題を発生させることがあります。
そうした問題を防ぐために、心の成長段階をいったん戻し
その心理的な課題をやり直します。これが「退行」です。


goo辞書には
心理学で、困難な状況に遭遇したとき、精神発達上より未熟で幼稚な段階の行動を示すこと。
と書かれています。


就職活動・キャリアチェンジで生かせる。

私は就職試験を受けたり転職活動をする際には
いつも自己分析を行っています。
過去の自分を振り返り、自分がどのようなことができ、
またどのようなことが好きなのかを退行に近い感じで振り返ります。

今の歩み歩まされを一度立ち止まり、
これまでの生活を考え直してみることも
長い人生を歩んで成長するうえでは必要だと思います。

思い立ったときに人生を振り返ってみることで
新たな発見ができるかもしれません。

ただし、
虐待をされた経験のある場合や
振り返っていて気分が悪くなった場合には
対応を専門家に任せる必要があります。


気持ちを味わう方法

一例として
自分がこれまでしてもらったこと
自分がしたことを書き出すことで
自分の行動や気持ちなどを認識することができます。

たとえば小さい時は怒りに震えたことであっても
年月の経過に伴い自分の価値観が変化することがあります。
すると新たな捕らえ方ができ、新たな解釈をもてます。

そういった若い頃の感情、小さい頃のことを改めて感じ
そして思いなおすことは必要だなと思った本が読んでいてありました。
「平凡なんてありえない(原田宗典著 PHP研究所 1996.7)です。


年月が経ち、あなたが過去の経験を改めて考えると違う感想を持つことは
あなたが日々異なる人との接しあう中、社会の中でもまれることによって
自分が変わってくる/変わらざるをえない背景があるのだと考えています。

立場によって見える視点も変わってくると思う部分もあり、
たとえ同じ問題でも平社員の立場と部長の立場とでは
異なる気持ちを持つことは十分に考えられます。

ですから振り返ったりし今までとは異なった新たな考えをもち、
それを今後に”どう生かすか”これが重要になるのかもしれませんね。

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