組織内外での葛藤と生き方

公開日: 10/09/2013 ソーシャルワーク 経営 仕事 就職 生き方 組織の歯車から抜け出す方法 読書 福祉

くの人は

学校を卒業する人の多くは社会人になります。
日本では15歳以上の6割が、労働者として働かれているようです。
(リクルートワークス 雇用の現状より)


くならない能力差

最近の学校では競争でも順位をつけることが
ないそうですが、実社会ではあります。
ただ厳密に言うと、学校でも相対評価で通知表をつけられたり
小学、中学、高校、大学の入試で順位は出されますよね。
人の能力は一般的に2:6:2の原則が働いていて
優秀者、落第者が2割、日和見で動く人が6割居ると
いわれています。その6割をどう優秀者に近づけるか
ということが経営者や上司、組織を扱うものとして
考えていかねばならないポイントだと思っています。
組織をよくしようと思うのであればね。


働者としての役割

労働者としてはいかに自分の能力を経営者に買ってもらうか
であったり、いかに使われるか、がポイントとなります。
その引き換えに毎月安定して得られる給料や、ボーナス、
失業したときに給付がもらえる雇用保険であったり
病気で使える健康保険、定年後に収入の入る厚生年金などの
各種社会保険が得られます。
労働組合が強いところでしたら減給もないと思われますし
「安定」をあくまで第一にするならついつい目がいきがちな
公務員にならずとも、会社員でもそこそこ生活することは
出来ると思います。ただし、 会社がなくならなければね。


織の中で埋もれる芽、飛び出す芽

そんな組織で埋もれる方が多い中、業務が非常に出来る人だったり
組織におんぶで抱っこな環境に嫌気がさす人、やりたいことがある人、
そういった一部の人はいわゆる「神のお導き」を受けます。
(時々先に神のお導きの受ける方が居るそうです。)
組織を抜け出す人です。
彼らは新しい別の組織に入ったり、自分で組織を作ったりします。
一度外に出てしまう自由さ、やりたいことをつかんだ楽しさを知った場合は
二度と以前のような気持ちで組織に戻ることはないのだと思います。
それがかつで経営者であった人を雇いたくない組織側としての
理由の一つでしょうね。組織内で「自由」を啓蒙されると、先にあった
日和見な6割の人はそれに流され、本来労働者をつないでおきたい組織も、
下手すると成り立たなく不安がありますから。
また、かつての経営者を組織が雇いたくないのは
「くせ」が強いのもあるのでしょう。

織から出た人を見て

組織から出た人で、組織を作る人の多くは営業利益が経費を除いて
収入になるため、売り上げが上がればそのまま年収アップに繋がりますが、
それはかつて組織で働いていた同僚からすると気が気じゃありません。
すると、こう思われる場合もあるでしょう。

「俺はあいつより仕事してても給料はこれっぽっちなのに
 何であいつは俺より仕事しないのに高収入なのだ!」と、

そらそうですけど、組織としての信用や個人的なコネがない状態から
はじめた人を責めるのはどうもセンスがない気がします。
となると、逆にこういわれるかもしれません。

「じゃあ、あんたも組織抜けてしたらええやん、安定を捨てて、
 会社の後ろ盾のない信用のない世界から、自分で信用を勝ち取れる力 
 (能力やコネ)や仕事としての誇りや自信を持ち続けられるならな。」と。


負うもの

そうまで言われて「よっしゃ、やったろ!」という意気込みが
あるのでしたらそらしたらいいのでしょうけど、これまで何十年か
勤められているのならなおさら、今更組織のバックを捨ててまで、であるとか
家族も路頭に迷わせてまで、となるとなかなか行動も起こせないでしょう。

特に会社を抜けて独り立ちしてやっていくにしても個人としては非常に弱いです。
今ある取引先は、組織についているのであって、あなたについているわけではなく
どんなに親しい仲だろうとも、新たな取引先として考えられるのは難しいと思います。
(ただしお客さんから「これして!」と、あらかじめ手回しをしている場合を除く)

売り上げがないと収入も0ですし、すると自費で負担する「もちだし」
もせざるを得ません。良いところばかりではないです。
また、事業を始められる場合、法人設立からするとお金がかかります。
そして形から入っても事業がうまくいくのかは疑問です。

ではこのまま定年まで勤め上げる、というのも手ですが、すると
かつての同僚にいっつも自慢をされる気持ちがたまらなく腹立たしい
「キー!」となる。ですがここで行動されないのでしたら、ある意味では
しゃあない、と違いを認められる余裕が欲しいものです。


き方にもいろいろある

後に示す本にも書いてありましたが、
やはりその人その人の生き方はみんな違うのです。人が違うように。
だから経営者が素晴らしいという意見を書かれる書物もありますが
それだけでなくそれぞれの納得した生き方をされたら良いのではないかな、
と考えています。

自由と選択をされたいのであれば、組織を抜け出すとわかり易いですが
決して抜け出さずとも、そういう考えを持って組織内で生きていくことは可能です。
世の中は白黒はっきりつけられることばかりではありません。
「考えはあるけど、まだ良いわ」と組織に居ながらにして考え、グレーゾーンで
生きていくことも楽しく人生を歩む意味では必要なのかもしれませんね。


んだ本は

「会社の歯車から抜け出す方法(田渕裕哉著  ロコモーションパブリッシング発行 2008.1)」
でした。
読みやすい本でしたよ。

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