情報伝達と交渉

人と人とのやり取りをするとき

「駆け引き」 

が重要になります。




















け引き下手
 
自分のことを知ってもらいたい。

誰でもそう思っています。
人が複数集まった場合、誰しも自分が話したいと思います。
小さなコミュニティで言えば家族会議、井戸端会議から
大きなコミュニティで言えば外交交渉まで、、、、
実に多くの駆け引きをして他人との「話す」折衝をしています。


的は何か。
家族ならば気持ちの共有であったり
国家間ならば国の利を得るためであったりし、

人と人とが話をする場合目的があります。

例えば気持ちの共有を図る場合には相手を害することなく
自分の言葉を伝えることが、
相手と良い関係を作るうえで常だと思います。


社会経済を回す株も交渉によって成り立っています。




















け引きのしやすさ

私個人は駆け引きが得意でないのですが

例え不得意でも、目的を遂行する為
駆け引きは必須 

です。


った情報・・

目的遂行のためには偏った真実情報、事実を使うこともあります。ですので
客観的な生の結果や現象・真実と、
人のフィルターにかかった情報・事実とを
分けて考えていく必要があります。

アメリカによる報道機関の情報統制
(参考文献参照)や
中国によるNHKの報道
ニコニコ動画) などが
代表的な例として考えられます。

変に誰かの手によってゆがめられた情報をもとに
議論をするのはナンセンスだと思います。
そこには情報の信頼性が無いからです。




そう、確かに間違った情報をつかまされた場合は怖いです。
ですからどうするか考えた場合、以下の3点が重要になります。

①信頼された情報・真実を集め、
②目的に応じ取捨選択をし、
③自分の力でどういう解釈をするか考える

です。これで自分なりの結論や考えが作られると思います。


に置き換えると

私は、これが人の気持ちにも置き換えられると思っています。人は

世間体や誰かから得られた価値観

が刷り込まれ、間違った解釈をすることがあるからです。
それこそ社会で多くの方と接するうちに自分の価値観が
分からなくなってしまうのだと思います。

その偏った価値観により自分を卑下したり、悲しいと思っていることがあると思うのです。
だから、人に話をすることにより

①真実的の価値観/考え/気持ちが分かり、
②何を大事にするか、捨てるか取捨選択し
③考え方や行動の後押しをする。

それでよくなっていくのだと思います。
つまり


他人と接するときにも
自分の気持ちや行動を駆け引きして
健康になられてはどうか

と思うのです。


それを意識した本があります。
「かけひきの科学(唐津一 著 PHP研究所 発行 1997.4)」です。





















駆け引きの仕方を非常に簡単に書かれた本です。


の感想

最後の外交における情報の数字が示されていないところがあり
そのことに関しては本当か?と疑問です。

また不況の対策は、公共事業ではなく家庭消費をすること
が重要と書かれていましたが、公共事業をすることで後々に
家庭消費への影響する可能性もあると思うので
公共事業を不況への対策として考えないのは疑問が残りました。

ただ、前半の理論については分かりやすいです。
例がたくさんあるからでしょうか。

常日頃意識はせずとも使っている「駆け引き」について、
改めて考える機会の出来るいい本だと思います。

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