変化の大きい社会を生きるためには
気持ちの問題?
仕事に新しく取り組み始めたときには
「このままでいいのだろうか」
「やっていけるのだろうか」
と、心配になることがあります。
新しい仕事をしていて会社に認められ、
さらに多くのお金がもらえたとしたら嬉しいですが、
自分のしたいこと、したかったことに比べたら
たいしたこと無い、そう思います。
つまり、
自分の動機付けは、条件に勝ります。
いい仕事の条件
いい仕事とは人間関係を円滑に運べたもの
だといわれます。
その内容は企業の規模によって異なります。
大企業なら敷かれたレールを歩むことで
ベンチャー企業なら新たなレールを敷くことで
お客さんとの関係を「仕事」で結ぶのです。
いずれの場合も「仕事」をこつこつと積み重ねることで「信用」を勝ち取ります。
優劣はありません。
なお、時としてベンチャー企業では流行を追わず、光る技術で戦います。
また傾向として”会社”としてよりも”人”として、仕事されるようです。
周りを見てみる・・・仕事状態
日本にはさまざまな形態の会社があります。
典型的な例としては
①自立アメリカ型②依存日本型
があります。
これまでは②の形態な会社が多かったのですが、
近年①の形態な会社が多いです。それぞれの説明を以下に示します。
①自立アメリカ型
個々人のライフスタイルが変わります。
人間のチャンスは限られていることから、
そのチャンスの中でできることと、できないこととを認識します。
即ち他者との違いを認識し、さらに習慣を数値化、言語化します。
知らぬことは知らぬ、といった”発言に責任を持つ”ことが特徴です。
伸びるためには傲慢にならないよう、自説を否定できる材料を探します。
自分を適切に判断し、
会社の中でも個人として選ばれるように準備をすることで
働く実感であることや必要とされること、役立つことが養われると思います。
役立つことというと儲けることを考えがちですが決してそうではなく、
たとえばGoogleや3Mのような会社においては
”利益を優先しない研究時間を15~20%”もつそうです。
基本的に仕事と人とは分けて考えていて、職務主義です。
よって、使えないものは切ります。自分も例外では無いです。
②依存日本型
群れる社会という言葉が正しいのかもしれません。
長い行列の先にあるであろう”期待”を胸にします。
明日は今日の延長線上だという考えがあります。
他人の仕事は手伝って当然、わかって当然です。
人と仕事は切り離しません。
年功序列制度で縛り、社内異動を通じて人を育てます。
また「社員」に”教えること”を経験させ、教育とします。
多少能力が無くてもある程度までは昇給・昇格します。
明日が無いかもしれなくなった、即ち予定が狂ったら最悪です。
心がぴりぴりします。かつての企業はバブル崩壊期に
目先の利益を優先して新人採用を見送ったり、経費削減をしたりました。
どちらも一長一短です。
私はどちらかというと性格的に①の型が合っていると思っています。
でも結局、職場環境がいいならばどっちでもいいと思っています。
それよりは仕事とは関係ない、
どーでもいいところでいじめられたりすることが勘弁して欲しいです。
仕事を支える仲間
自分のしたい仕事をするにあたって、
仕事に没頭し過ぎてしまうと周りが見えなくなります。
ですからたまには同窓会や結婚式で外の世界に触れ、
利害の無い人とのやり取りから、
他の人を慈しむ心を養ってはどうでしょう。
ストレス発散にもなりますし、
人との接し方でも仕事にも活かせると思います。
翻って世界を、時代を見てみる
アメリカやヨーロッパでもそうですが、時が経つにつれ
仕事のシステムや制度は変わる必要があります。
というか何かしらの出来事があって変わります。
そのようなときには、誰かから変化を押し付けられることがあります。
すると自分の自由が利かず、しんどくなると思います。
ですから
変化を強制される前に自分が変わることで
自由な変化を楽しんではどうでしょう。
と思います。
参考にした文献はこれ
「会社に左右されない仕事術(三田紀房 著 講談社 発行 2010.2)」でした。
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