仕事では歴史だけでなくその後のイメージも大事。





















事のあり方

仕事を今後どうしていくか、考えるのに歴史を振り返ることがあります。
ただ、振り返る”こと”に執着しすぎると、何をしようとしていたか
忘れてしまうことがあるため注意が必要です。

同じようにカウンセリングの方法論でも考えることが出来ます。
カウンセリング本来の目的は、相手の自立を促すことです。
ですが歴史的に考えたれた”考え方”にやたら注視したり
ましてや方法論に力を入れすぎる人が居ます。

わたしはそれはとってもナンセンスだと思っています。
ですから、

仕事をどすうるか考えるときには
その後のイメージを念頭に置く

ことで見えてくるものがあるのだと思います。

もの作りならば物を作ったあとのお客さんの気持ちであったり
上記カウンセリングの例であるならば、
自立後にどのような環境になっているか。そういった

イメージすることによって
行動の深さが増す

と思います。


業による違い

職業による違いは無いと思っています。
世の中にはそれこそ非常に多くの職種がありますが、

それぞれの仕事の中で何が大事か

を考えて

その中で自分が何が出来るか

を考えます。
そして充実した気持ちを持ち続けることで見えることがあるのだと思います。

それを考えた本がありました。
「「良い仕事」の思想(杉村 芳美 著 中央公論社 発行 1997.10)」です。


















タイトルと内容が異なります。
「西欧中世から前近代の一部」における「労働に対する考え方」
を「分類した(しかも分類は最後の章)」、という本です。

日本の良い仕事は一切書かれていません。またまとめもありません。
まとめが無い、かつ現代日本とかけ離れた考えを分類してみた
ということから、誰向けになんの目的で書かれた本なのか不明です。

最後の章で前章までの全ての論をいったん否定した後、
複数の長文(130文字前後)によって論を進めていくので
理解が難しかったです。
「ここまで読んで否定かい」と思わず突っ込みます。
そして何度読んでも意味不能な文章が複数あります。

この本を理解するのには社会学と経済学、および宗教(特にキリスト教)
の知識が事前に必要なのかもしれません。
予備知識無き人はお勧め出来ません。

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