家庭・父親の役割





















多くの社会問題は、複雑に絡み合っていますが、
他を認めることと自分を認めることとで問題のいくつかは解決できます。
自然と接し、家庭とりわけ父親の役割を取り戻すことで
自らを認める気持ちや社会問題に耐える力を育みます。


近の社会問題と本目的

毎日のようにマスコミが社会問題を報道しています。
今後も現在と同じように社会問題が発生する場合
いつ自分に問題が降りかかってくるか解りません。
身に降りかかる問題を防ぐため事前に準備することは大事です。
そこで多くの社会問題に接し納得するために原因を知り、
対策を立てるための仮説を立てる;環境を修正します。
この環境修正の基礎には家庭があり、それを再生する必要があります。
そこでここでは社会問題の一例とその対策を述べます。


会問題と家庭問題

社会問題が起き易い家庭は、
「いいあんばい」で役割構成されていないことがあります。
特に父親の役割が薄れ、その役割を諦めることがあるようです。
GTOの教頭のような。
男が得意と思われる分析で家庭問題を発見し、
改善する力が失われています。

家庭の役割が果たせずずたずたになると、秩序が崩れます。
するとたとえば子どもを優先しすぎることで、性格が歪んだり
育てる環境が歪んだりし、子が精神疾患となる場合もあります。


庭問題が表出化したことによる社会問題の一例

とりわけ幼少期の家庭機能不全が突き進むと、
次のような精神疾患が生じます。

アルコール中毒な両親の場合におきやすいようですが
アルコール中毒でなくとも、
暴力的な父とそれに耐える母という構造ができると
子はACとして育つようです。

また、母から子が分離していないと子の性格に影響を及ぼします。
例えば母が子を構いすぎることで境界性人格障害になったり、
寂しさを求めるためのストーカーになったりします。
逆に過度に離れすぎていると虐待となります。

子を虐待により認めないことをはじめ、
大人の真似をして子どもも他人をいじめ
いじめを受けた子はトラウマとなったり
最終的に多重人格になることがあります。

また家庭で我慢を覚えることが無いと、どんどん刺激を求めます。
UFOや心霊、最終的には自己啓発セミナーや新興宗教、いじめなど、
年齢が進むにつれより激しい刺激を求めるようになります。
刺激を求める中刺激のない場に居ると無気力になるともあるでしょう。


策の分類

これらの対策は、他人を認め自然に触れることと
家庭を健全化し一人ひとりを認めることが大切と考えています。

―自然に触れることとは―
体重や顔のよさと言った数字や形に執着することなく、
ありのままの自分に関心を持ちます。
また実際に自然に触れ動物から学ぶことで、
自律神経を育み、常識を持ちます。
―家庭を健全化し一人ひとり認めることとは―
生後2~3年では母子と密着させ、
それ以後は子どもの望むような母子分離します。
また、家庭で面倒見られない場合は
デイケアを通して自己肯感を取り戻します。


庭の役割

母と適度に接し、適度な距離を持つこと、父から限界を教わることで
家庭が育ってくるのかもしれません。団欒の出来る家庭を持ちたいものです。
ついつい子育てでは父親の役割が感じられませんが、世の限界を知る場合
父親の役割が重要です。父親が機能することが良い家庭の条件のひとつです。

団塊の世代に限って書きますが、
学生時代は全闘共により皆平等の精神を持ち
自分たちと同様な苦労をさせまいと思いて子どもを平等に、
大切に育てられたと思います。
しかしそにより家庭のパワーバランスが崩れ、
家庭が荒れてしまっているのだと思います。
ですから家庭、特に親父さんが父性を持ち、
子供と真剣に向き合って欲しいと思います。

それを以下の文献を読んで考えました。
高橋龍太郎 あなたの心が壊れるとき 扶桑社 平成9.7です。




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