真実を歪ませ歪まされ

公開日: 5/30/2014 「自分騙し」の心理学 感想 読書


一流には一流たるゆえの(悪く言うと)歪ませ方があるんです。




















 人は違いがあります。そうした違う人を同じように扱おうと考えた場合、何らかの形で騙す必要があります。それが社会ではいたるところであります。そのような騙しがはびこる社会の中、騙し、騙されの波に上手く乗れないと自分が生きる意味で損をしてしまいます。これは問題です。そこで騙し騙されることを上手に利用するにはどうしたら良いのか必要だと思われるポイントをここでは記しました。


人間は無理やり結論を出している


 自然界は必ず無秩序で発散させる方向に行き着きますが、人間が自然界に関わろうとすると、通常無理やりエネルギーを使って収束させます。

 かつての日本は能力を伸ばすための我慢や忍耐が美徳とされてきました。現在でも例えば中高で吹奏楽をしている場合、いじめを耐え抜いてこそ音楽だ、と、無理やり押し付けている部分があると思います。

 これには何でも作ったものの型にはめ込みむことが前提としてあり、型を守るだけで何も考えずにいられるため非常にラクです。

 しかしそれが本当のことなのか、再現性があるのかと言った問題は別になります。


だましだまされるのはよしあしとは関係ない


 こうした型にはめる考えを優先すると、何も考えることなくラクに生きられますが、すると常に他人に責任を押し付けて生きていくような気がします。これは本来自分が生きているのに自分が生かされていない意味で問題だと思っています。それを避けるために本当に自分が生きようとするのならば、真実を客観的に事実を解釈し(これが騙し騙されに当たりますが)進む道を示すことで自信をもつことが重要だと思います。

 これは良し悪しとは別の基準です。一般的に騙されることは悪と思われがちですが、騙されるほうが良い場合もあります。逆に騙されないことが悪の場合もあります。

 この解釈とは万能です。掘り下げレベルによって到達点は異なります。そして相手(もしくは自分)の考えているレベルに合わせる形で一貫性を持って情報を送り込むことで、自らの、相手を騙す意図を操作できます。

 本来何の歪みの無い統計的データ・情報でも持ってきたもしくは持ってこられた時点で、騙す意図の何らかのバイアスがかかります。そしてそれを判断するのにも騙す意図のバイアスがかかります。


だます側とだまされたと思う側 それを見抜く


 騙す意図でバイアスをかけた場合、騙され役の相手が全てがばれてしまうと「騙された!」と怒ることもあります。しかしこれも相手が満足している状態であるならば、例え騙されていたとしても「騙された」と認識することは少なくなります。

 一方他人の騙しを見抜くには、客観性を持つことが必要です。そのためには日ごろから本物と接し直感を鍛える必要があります。ただし騙しを見抜くことも大事にしすぎると現実しか見えず、鬱になってしまいます。ですから何を目的でどう行動を変えるか考える必要があります。例えば一般人も見方を変えると精神疾患となります。


見抜くヒントだますヒント


 見方のヒントとしては①表と裏②を明確に持つことが大事なのだと思います。

①の表と裏とは、どこに着目するかで変わり、間違った場合には修正をします。マイナス情報も時としてプラスに考えられます。例えばまめなヒトはしつこいヒトと考えることもできます。

②の幅とは、例えばマナーについて、やりすぎもやらならさすぎも問題です。周りを下げるか、自分を上げるかを考える場合が言えるかもしれません。


ヒントをどう使うか


 これらの考え方を用いて、問題が発生したときには自分がどこにいるか、現在地を知り①考え方を排除することなく受け入れ、次のステップへ移行する。②相手の意図を読み取り、その都度自分の都合の良い選択をする。必要があるのだと思います。


それを以下を読んで考えました。
菊池聡 「自分騙し」の心理学 祥伝社 2008.8です。
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