交際が発散してゆく

公開日: 10/08/2014 「婚活」時代 感想 読書


特殊な環境に居ない限り、発散したものは戻りえないのです。




















物事は発散する傾向にある。

水が高いところから低いところへ流れていくように
また形あるものがいつか壊れるように、
人間の生き方も時代が進むにつれ多様性を富み、発散します。
日本人としての生き方は、1980年から90年ごろにかけて
経済成長をし、より多くの生き方が考えられてきました。
選ぶ選択肢が多くなるにつれて、これでいいのかと思い
選択が間違っていたのではないかと不安になることがあります。
そうした不安を持ち続けるのはできれば避けたく
それゆえプランを作り、それが思い通りに行くことを信じます。
そうした考えが肥大してくると、しまいには
プランからの大きな逸脱や失敗を恐れるようになります。
するとプランの形を維持することに重視しすぎてしまうのです。



交際も発散してる。

これは、他人との交際に関してもいえます。
他人との関わり方で平均でいる事がなれてくると、
それがあたりまえとなり
いつしか平均でいることが目的となってしまうことが有ります。
すると自分にそれだけの価値があるかどうかは別にして
平均でいることこそが素晴らしいと感じてしまいます。
こうした思いはやがてエスカレートしてくる場合があり、
エスカレートした場合には接する相手や
交際相手に理不尽な要求や不必要な不満を抱えたりすることも有ります。

例えば女性の場合、子供を生むには若いほうがリスクが少なく良いですが
上記のエスカレートした思いを増しますと変に高齢で出産しようと思ったり、
あるいは結婚を考えた場合に収入と時間との兼ね合いが出来ない場合でも
両方共に求める場合もあります。

こうしたいわば"無理な”生き方は実際に自分の望んでいたことなのか、
一度真剣に考える必要があると思います。そしてそれが間違っていたのならば
迅速に、何が何でも変える覚悟を持って欲しいです。



交際の行き着く先:結婚(一例)

こうした交際の行き着く先の一例として「結婚」があります。
結婚はあくまで「契約」のはなしですから、
それを維持することに対して経済状況も影響します。
かつて日本では過去に男女雇用機会均等法が制定されたことにより、
男女間の雇用格差や賃金格差が少なくなり生き方に多様性ができました。
すると、これまでなかば強制的に定められた女性の結婚相手も
なくなることで、それをサポートしようとする者があらわれます。
そうしたサポートする者が集まることによって市場ターゲットとなり、
しまいにはメディアが「良い結婚」像や「うまい結婚」像を作り出します。

こうしたメディアが創りだした
「良い結婚」「うまい結婚」像とは何なのでしょうか。
ズバリ「結婚の中身を見るようにするのを避け、
表面的な接し合い(形)を善し」としている部分があるように思います。
形だけの交際に満足しますから、中身のない別居婚が良いと謳ってみたり
年頃の男女に対して情報を流して結婚をあせらせてみたりします。

本来結婚や子作りを、血を残すことで世継ぎを残すことを目的とするならば
「一夫多妻制」を取ることが一番手っ取り早いと思いますがそうはしません。
また結婚する相手も、刺激を求めるか、
安心を求めるかで変わってくると思いますが
その中身とはどんなものなのだ、といったことには誰も突っ込みを入れません。

ですからこれからでも良い結婚を継続し続けたいと思われたり
将来は良い結婚をしたいなと思われるのならば、
その中身や目的について一度、考える必要があるかもしれません。



交際に行き着く先:別れ(一例)

また、もうひとつの交際の行き着く一例として別れがあります。
もちろん人間関係ですから、誰しも一発で最良な関係を築くことは稀で、
場合によっては交際過程で意見の食い違いにより別れてしまう場合もあります。
そうした別れてしまった場合の原因は
①(自分に)人を見る目が無かったか
②(自分が)妥協することや許すことができなかったか
である可能性が高いと思います。

ですから交際をし続ける、結婚生活を長く続けたいと考えた場合、
どれだけ見る目を持っていられるか、相手を妥協や許すことができるか、の
自分のあり方が重要になると思います。



交際も仕事も一緒の考え方。

ところで仕事選びや転職を考える場合、
それを恋愛や結婚と一緒に考える人も居ます。
確かにそういえることもあり、逆もまたいえると思います。

仕事に関しても交際に関してもどちらにも言えることですが
お金や形がすべてでない場合もあるでしょうし
これから自分や相手を許しながら育てる、という気負いが必要
なのだと思います。

過去だけでなく、現状を正しく認識して
未来への行動をするために今考える、
そうした行動も生きるためには必要なのかもしれません。


それを以下を読んで考えました
山田昌弘 白河桃子 「婚活」時代 ディスカバートゥエンティワン 2008.3です。
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