人間関係のトラブルを回避する

公開日: 10/15/2014 どうしても「許せない」人 感想 吹奏楽 読書


 人間関係のトラブルが発生し問題になることが有ります。そうした問題はどのような原因で起こるのでしょうか。一つに勘違いしていること、割り切れないこと、そして余裕が無いことがあるのだと思います。かつての私もそうでしたが、そのような場合、どうすることで割り切る、対処することができるのでしょうか。ここではその方法の一つを書いてみたいと思います。


人間関係のトラブルが発生する源


 皆立ち位置が違いますし、成長のしかたも違います。それを完全に理解することは難しいのかもしれません。
 しかし、人と人ととは違うことをある程度は理解できないと、数々の問題を生み出すことになります。例えば・・・

  • 野望に執着すると過去に目が向き、忘れるという未来へ踏み出せません。
  • 人間関係のトラブルについていつでも10:0ということは無いです。

 どのような場合でも人が二人以上居る場合には個々の違いは必ず出てきます。ですから社会で生きる我々は個々の違いをどう認め、そしてどう付き合っていくかが重要となります。


かつての私、傲慢な吹奏楽部の部長


 かつて高専の吹奏楽部部長であった私豊島は、部長という役回りである以上規律を守り、統率をし“なければならない”と思っていました。

 ですから部員は部長に合わせて当たり前。部員は従わせるものでそれに従えない部員に腹を立て、自分が何でもできると思い込んでいました。出る杭は打つというスタイルをとっていたように感じます。

 こうした誤った考えを有していることは、他人以上に自分のバランスが崩れているからで、それゆえ事実を事実としてとらえることはできず、見誤ります。(上記の例で言えば統率しなければならないなんてことはない)

 何も問題が無い場合は事実を見誤っていても放っておいていいと思いますが、いざ問題が発生する状況になると、事実を見誤っていることから誤った対策をたてがちになり、問題を解決できず困ってしまいます。


私を含めた傲慢な人の心の中


 上記の(見)誤った関係はいじめっ子といじめられっ子の関係に似ています。誰かしらを下げ、憎みや妬みをもって常に対決姿勢を持っています。

 つまり他罰するか(いじめっこ)自責するか(いじめられっこ)の違いだけで、二つは大して違いません。悪たる原因を自分や他人に押し付け、本質的な原因の究明をしようとしません。「楽さ」や「欲」、「効率」を優先順位の上位に持ってくることで心理的な発達が出来ていないのだろうと思われます。

 そして時間が経過するとその悪たる原因の対象が徐々に拡大します。最終的には攻撃対象が無差別になっていくと思われます。憎みがさらに憎みを生み、最終的には自分の立ち位置がわからなくなります。


傲慢な心を解決、折り合いをつけるには


 そうした問題が発生した場合は、どう心の余裕を持つかで対策が立てられるのだと思います。それには概ね以下の3点が必要になると思います。

 ①現実を受け止める。これまで何をし、何を築いてきたのかについて棚卸しをし、目的と目標設定、改善を図る。何かを得ることよりも、今、ここに存在していることを素直に考え、理解し、記録を取ることで損害を増やす原因を排除し、それまでこうむった損失を穴埋めします。

 ②待てる姿勢を持つ。自分の立ち位置から少し離れ、時間的に長いスパンで物事を観察する。短期的には状況が悪化することもあるかもしれませんがそれでも最終的には何とかなるかもしれない、という可能性に目を当てます。

 ③好きを見つける。譲れるポイントと譲れないポイントを再確認する。何に興味があるのか、何を目的にして生きるかを考え、それ以外はどうでもいい、究極「捨てる」ことで余裕を見出します。また好きなことを見つけられれば、一つのことに執着することもなくなります。


最近の例:吹奏族


 こうしたことを考えた結果の例として、私が世話人をしている吹奏族があります。

 現在でも吹奏楽をしている方の多くは、中学校、高校からされているようです。そこではコンクールで入賞することを目指したりみんなで平等、みんなで等しくお客様の期待にこたえることを目標にしているバンドが多いのだと思います。
 しかし、私はそれだけが吹奏楽をする目的といえるのだろうか、それ以外に楽しみはあるのではないかと考えました。

 そこで純粋に楽器を吹く楽しみや、親睦を目的としたバンドも需要があると考えて、吹奏族を立ち上げ(と言っても以前の族を受け継ぐ形で)活動するようにしています。

 つまり楽器を吹くことを楽しさの目的としている方にとっては、コンクールに入賞することであったりお客さんの期待にこたえることは優先順位が低い、どうしてもしなくてはならない課題ではない、と思うのです。
 ですからそうした楽器を吹くことを目的としている方が現在所属している楽団で、自分とは違った目標を達成することで悩んでおられる場合、そこでトラブルとならないよう、感情の逃がせるお手伝いやお役に立てればよいな、と思っています。


それを以下を読んで考えました。
加藤諦三 どうしても「許せない」人 ベスト新書 2008.11です。
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