相手の変容を期待する方法

公開日: 10/23/2015 コンサルタントの「質問力」 ソーシャルワーク 感想 読書

 人間は本来ひとりひとり違います。それゆえ不満があり、またそれゆえ場合によっては相手に何とかして動いてもらいたいと思う場合があります。そのような相手の変容や行動を期待する場合、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここでは相手の変容を期待する場合に必要なこと、およびその方法を書いてゆきたいと思います。 


普段どう行動しているか


 本来社会では限られたことしか知れないですが、その中ですべてを知り、そして相手の行動さえも変容させたいと思うことあります。

 そのように相手に変容を期待するためには事実だけでなく、自分の出来る部分で出来ない部分を知り、人間関係を有効に活用しながら行動することが重要です。

 人間関係を作るには、たまには”馬鹿になる”必要があります。一般的にコンサルタントの場合は、相手を変えることが目的なので、馬鹿にされないように強い物言いになることがあるかもしれません。
 しかしわれわれソーシャルワーカーの場合は彼らとは違います。相手との距離をとりながら時には相手の踏み台になる場合もあります。相手に踏み台にされ、相手が私を必要としなくなることが「自立」です。そうした相手の自立してもらうことがソーシャルワーカーにとっての最終目標です。

 こうした「自立」を促してゆくことは相手が「変容していく」ことと同じ意味だと私は考えています。 


事前リサーチと行動


 自立を促すためには(重要“と思われる”)情報のリサーチが必要です。出来れば良いと悪いとの両極端を知れればよいですが、そうでなくとも複数の情報を得ることで「ほどほど」がわかります。そして仕入れた情報を拡大縮小することで相手やその状況にとって最良を見極める情報提供します。その際決して最高なことが最良ではないことを知る必要があります。

 次に、後戻りできない状況で退路を断って立ち向かうか、あるいは尻尾を巻いて逃げ出すといった選択をします。 


目的と見立て


 そして目的を見据え、あらかじめ解決を見立て(仮定し)て検証します。その際、原因は一つなのか、あるいは複数なのかを考えます。

 その場合に先読みは大事ですが、あまり先読みばかりに執着しすぎると「策士策におぼれる」という故事があるように、先読みに完璧性を求めるためかえって失敗したり、あるいは相手に都合のよい存在になってしまったりしてしまいます。また、新たなものを生みだせる発想力や生み出す楽しみも無くなるのではないかと考えます。 


見立てと現実の差異を知る方法


 仮説検証のための具体的方法としては質問を用います。質問をするときに注意することは以下三点です。ひとつにYes,Noと言った閉じた質問からどう?と言った開いた質問をします。またもうひとつにぜと言った質問から根本原因を探ります。 精神論に移行しないよう注意します。最後のひとつにまた実際に行動することから記録を使って改善します。日本人は情にほだされやすい部分があるため、それを逆手にとって記録を持つことが重要です。こうした質問を使って見立てと現実の差異を埋めます。

 なお、質問をする場合には、どちらが偉いだとか偉くないだとかは関係ありません。ですがどちらかと言うと、自分は相手の情報を教えてもらう立場になります。ですからそうした意味では、押し付けや強制などの物言いはされないほうが良いと思います。




それを以下を読んで考えました。
コンサルタントの「質問力」 野口吉昭著 PHP研究所 2008.4です。

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