日本という女社会での生き方

公開日: 6/30/2017 感想 挫折 嫉妬 女子の人間関係 生き方 読書 日本


 日本社会は土居健郎が「甘えの構造」で記しているとおり、根底には女性的な甘えが存在する女性社会です。社会が女性的であること自体は問題ありませんが、それが多くの方に蔓延し、女性的な考え方に支配されてしまうと、自分と他人の区別がつかなかったり現実を受け入れられなかったりしてしまいます。これは一人の人が自立する意味でも、また現実を現実として正確に把握できない意味でも問題です。そこでここではこうした女性的な文化のある社会においてどのような考え方を持っていったらよいかを考え、記してみました。


嫉妬深い社会


 現在は女性的な社会と思われます。男性であっても女性のように同調や同質を求める人がいたり、あるいは個人でなくともマスメディアのニュースを見ても芸能人だけでなく政治家までも足を引っ張りあったりして、女性同士のような醜い争いのようなもののなされることがあります。
 一方でそうした情報の発信者だけでなく情報の受信者側も誹謗中傷を楽しみにしている方、場合も少なくありません。例えば匿名掲示板の2ちゃんねるで無責任に悪口を書き込んでいることなどはその典型ともいえるでしょう。

 こうした女性的な妬み嫉み、悪口などは次第に大きくなりやがて他人と自分とを比べ、無意味な争いをしてしまいます。そうした無意味な争いはなされる一方で、実はみな、こんなんでいいのか、などといったどこか不安を抱えている部分があるのかもしれません。皆さんにはこうした不安を少なくして自分らしい生き方を持ってほしいと私は思っています。


嫉妬深い人とは


 そうした女性的な社会にいる人々、女性的な考え方を有している方の一部には幼く、また自他分離ができていないことがあります。後者は「お母さん病」といわれるそうですが、相手を思いやろうとする気持ちが強すぎて、自分の考えがさも相手も同様に持っている、といった誤った認識を持ち、現実を自分の都合の良いように考えてしまうようです。

 一例として一部のワンマン経営者などが挙げられます。一部のワンマン経営者さんは自分と相手との境目が不明瞭なため、相手に自分基準のジャッジを当てはめることによって相手が自分の思い通りに動いてくれないことに対して時に怒ったり、時に責め立てたりしています。
 そうした状況では現実を見ずに万能感に考え方を支配され、場合によってはおかしな選択をしてしまうこともあります。

 こうしたおかしな独特な選択をする一部のワンマン経営者のような人の考え方が社会においてすべてなら良いのかもしれませんが、これを書いている私の考え方とこれを読んでいるあなたの考え方とが違って存在するように、社会には一部のワンマン経営者の方のような考え方だけでなく多くの考え方が存在しています。

 ここでいう一部のワンマン経営者の方のような私の考えがすべてである、といった考えは、個別事例を一般事例に置き換えている意味で認知の歪みがあるわけですが、これには嫉妬深いことを含め、対処する方法として、以下の2つの方策があるように考えます。それぞれ下に示します。


①環境として襲ってくる挫折の経験をする


 ひとつは理想と現実とのギャップを受け入れること、即ち挫折を経験するという方法です。可愛い子には旅をさせよといったことわざがあるように、生きる道を敢えて厳しく選択することで必要以上に世間や相手に期待しないこと、事実を事実として認識することが得られます。

 自分の理想が相手にとっての理想でないことを知り、相手との関係性によっては物理的な距離ができます。すると自分とは相手を個人として認識できます。加えて自分が自分自身を大切にし、その反対を考えることで相手を大切にできる、そうした意味で自他分離を見出せます。

 そうすることで自分の満足に対して地に足をつけて考えることが重要です。



②自ら表裏のない言葉を発する


 次に二つ目としては相手に察してくれといった甘えを捨てて額面通りの情報を発する方法があります。

 えてして日本で生きていると相手を慮る意味で忖度や察することが大事だと思われがちですが、あえて遊びのない言葉を使うことで相手の感情に振り回され、労力が減る代わりに仕事や作業に専念することができます。

 場合によっては相手との交渉においてへんな駆け引きなどをすることなく、一段高い交渉目標を達成することができるかもしれません。

 例えば素直にお互いに譲れない情報を発し、また相手の情報を受け入れることで素直にお互いが納得した形で交渉結果を得ることができます。



違いを知る、個性を知る。


 環境から受け入れれることと自らが発することこれらを体感することによって、人によって違う考え方、多くの考え方を認識し、その違いを取り入れて成長することができたり、あるいは自分の考え方を是正できたりするのだと思います。するとよりよい社会になるのではないでしょうか。



それを以下を読んで考えました。
女子の人間関係 水島広子著 サンクチュアリ出版 2014.4 1刷発行です。

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