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仕事ではコミュニケーションが大切

 よく仕事場に居て「これはどうなのかな」などと思うことがあります。それは「作業自体としては問題ない」ものの、そこで「 働く周囲の人々との気持ちの関係うまく取れていない 」ことのあることです。確かにそれでも「ある程度の業績」は確保することは出来るかもしれません。しかしそれだけでは「長期的な仕事場の効率向上」を考えることは出来ないと思います。そこでここでは仕事を行う場合における関係性や気持ちの大切さ、とりわけコミュニケーションの大切さを書きたいと思います。 多くの組織構造は官僚型  多くのグループは「トップが少数で手足を動かす実働部隊に近づくほど多い」といった「官僚型の組織構造」をとっています。グループの長がそのグループを統括し命令していくスタイルです。  長はグループを束ねて売り上げの上げることが望まれます。そのためにグループメンバーに命令することはありますが、得てしてそうした場合において重要なのが「グループメンバーの気持ち」です。これを考えてまで行動している方がいったいどれだけ居るでしょうか、実はあまり考えている人は多く無いのではないかと私は考えています。 長の命令なら聞くには聞くが  自分がそのグループに所属していて、人間関係のあまり無いグループの長から突然何か命令された場合には「そりゃあなたがグループの長やから「やれ」と言われればやるにはやるけれど」と言ったり思ったりすることがあるかもしれません。 少なくとも私はそう思います。  そうした場合にグループメンバーとの関係性があまり出来ていずに、あるいは納得するのを待たずにグループの長が「あれしろこれしろ」などと言ってグループメンバーに行動を移させることは「物理的には」可能だと思います。しかし言うだけ言って以後関係性の構築に対するフォローが無かったり、あるいは放って置かれたりするならばグループのメンバーの士気が落ちることもあるでしょうし、一時的には業績を維持することは出来ても、長期的な視点で見た場合には売り上げアップさせることも仕事場としての雰囲気も実りあるものにすることはできえないと私個人的には思います。  これは多くの組織構造を持つものの欠陥として、グループの長が「組織の形」を認めるも、 その組織にいる人の「一人一人の固有さや気持ちあるいは考え方などといったものを認めていない」

千三つの割合から考える挑戦の大切さ

 「千三つ」ということばが日本にはありよく使われます。1000の言葉の中に存在する真は3つしかない(裏を返せば997の殆どは嘘)ことのたとえで、建築業界はもちろん、それだけでなく製品開発や新規事業の立ち上げでも使われます。建築業界以外の場面では成功する確率はそれくらいの割合(0.3%)だといわれています。 今回はこの千三つという言葉を通じて、行動を起こすときにそれくらいの成功確立だと思えば失敗することも別に普通のことだよ恐れることは無いよということを書きたいと思います。 なぜその割合が重要と思ったか  千三つとは Goo国語辞典 によると 1 《千のうち本当のことは三つしか言わない意》うそつき。 2 《千に三つくらいしか話がまとまらない意》土地・家屋の売買や貸金などを斡旋 (あっせん) する職業。また、その人。「千三つ屋」   3 《千品目出しても当たるのは三品目くらいの意》食品業界で、新商品の開発の難しさをいう言葉。   なのだそうです。   なぜ千三つなどという成功確立を見出そうと思ったかというと、特に私が「誠実な人」を見極め接していこうと考える場合、不誠実な人が多く居る中でどれだけの人を母数と接したらよいかを考える必要があると思ったからです。  本田健さんの本にもその割合は書かれていますが、おおよそ同じくらいの割合で、誠実な人は1000人に2~3人くらいの割合で居ると考えられています。1000人居て2~3人が誠実な人なら、ありえなくはない割合だと思っています。  そこで実験をしてみました。日本人人口の1%の人たちを無作為に20人にとって実験してみました。するとおおよそ4~5人は誠実な反応を得ることが出来ました。即ち一般の割合に直すと0.01(抽出割合)*0.2(4(結果)/20(実験対象))=0.002となりました。割合としては千三つで間違いないと思います。  実験から考えられること  この結果から実験してみたところ多くの人は不誠実であるものの、大変少ない割合ですが誠実な人も「居る」には「居る」ことが考えられます。また一回の実験で「居ない」ことがわかったとしても、その実験結果を虚心坦懐に見つめて、何が原因でそうなったのかを調べた後に改良に向けて対策を打った後に再度実験を続けていくことで、確実に「居る」結果を導いた