年齢増加に嘆かず今を生きる。





















年齢増加に対する考え方の変わりよう

小さいころは大人という存在に憧れていて
年齢が増えることを喜んだ方もいらっしゃいます。

しかしある程度の年齢になると、
自分の年齢が増えることを老いと考え、
喜ばなくなる、むしろ嘆く傾向にあります。
場合によってはアンチエイジングなど、
無駄な足掻きをしている人さえいます。
 アンチエイジング⇒ 抗老化こうろうか

こうした老化に対する考えに対し
私は「嘆いてどうする」と思っています。
また嘆く暇があるのだったら
もっと他にできることがあるであろう、とも思っています。


そうした考えの出来るわけ

ではなぜこのような「嘆く」考えが出来るかと考えますと
ひとつに、特に女性の場合はそうですが、
子供を生み、育てられる期間にある程度制限があるため
これまで出来たことができなくなった、といった
「喪失感を体験」をしているからなのではないかと考えています。

あるいは誰かに自分の苦境を聴いてもらいたい、
「共感してもらいたい」気持ちもあるのではないかと考えています。

しかしこうしたことをいくら嘆いたところで
時間ばかりは進めたり戻すことはできません。
イソップ童話の「酸っぱい葡萄」よろしく
自分ではどうしようも出来もしないことや現実に目をそらし
それに文句を言い続けることはもったいないと思います。


そこでどんな行動を起こすか。

そこで現状を現状として認め、
そのいいところを認めて伸ばすことが望まれます。

年齢に関して言うならば
私は老いることも一つの”進化の形”だと思っていますし
進化の過程で出来ることは変わってきます。
若者には若者なりの、老人には老人なりの出来ることがあるのです。
そうした今しか出来ないことを見つけて全力で立ち向かうことが大事です。

時間は常に経過しています。戻すことは出来ません。
また、今日と同じことが明日もおきません。一日一日は違うのです。
ですから、過ぎ行く一日一日の違いを常に感じ、
それに対応した行動を模索していくのがよいのかもしれません。

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