異常は変態

公開日: 7/14/2015 <変態>の時代 感想 読書


異常は特徴があるというだけで、決して悪い意味ではないです。






















 日本は昔から突拍子も無いことを好む方が一定数います。これはオタク文化をはじめ、古くから、他と異なることや「変態」に興味があったためだと思います(春画や遊郭など)。一方で、こうした変態や異常は国などにより規制がなされたりしました。私が身近と考える精神保健福祉の例であげますと精神障害者を私宅で監置するための法律「精神病者監護法」があります。こうした法律により、精神障害を排除したことによって確かに日本国はある程度の人間の質確保や、均一化した考え方が育まれた部分はあると思います。しかしこうした選択が場合によっては悪しき方向に傾くこと問題となってしまう場合もあります。これは残念です。そこでここでは選択時の問題とならないように、変態を認める場合におけるマイナスの側面とプラスの側面とを示したいと思います。


変態はいつから


 異常はかつては良くも悪くも注目されました。わけのわからないことをブラックボックスにし、つき物や迷信を信じて異常を排除した部分がありました。(それは現在でも血液型占いを信じることに通じます)一方で古くは春画や遊郭などをテーマにしたものが江戸時代、もっとそれ以前からあられたのだと思います。

 こうした異常即ち変態をひとつのジャンルとして表現したのは明治期からといわれています。海外の知見を取り入れることにより他国と日本との違いや日本の変態性を確認できたのかもしれません。

 当時異常性を変態として研究した方は居ましたがミイラ取りがミイラになると言う言葉があるように、私は彼らは彼らでまた変態だったのではないかと考えています。


変態とは


 私は変態とは異常と同じもので、悪くは無いと考えています。そこで私は変態を認めるマイナスの面とプラスの面とを以下に示します。

  • 変態を認めるマイナス面

 異常や変態を認めてしまうとこれまで集まっていたものがばらばらになることから一貫性を持ちにくく、「目的」に沿って行動しにくくなります。
 例えば上記の私宅監置法などの法律や、国家戦略でも言えます。国は維持することも目的のひとつとしてありますが、そのような場合、異常や変態を「ある」と認めてしまうことでという組織の存在する意味が無くなり、解体してしまう危険もあります。
 ですから臭い物に蓋をするという言葉があるように、怖いものや見えないもの、見えにくい異常なもの、変態を「隠」します。
 
 ただこれは度が過ぎると他の選択肢を排除することになり、場合によっては間違った選択のをさせようとする場合があります。
 例えばパンを食べる人は100%犯罪者だからパンを規制しようとかむちゃくちゃな理論を出すことがあります。

  • 変態を認めるプラス面

 変態は異常、もしくは他と違うということから遊びとして成長する側面を有しているといえます。
 議論の場、ブレインストーミングなどでも基本的に突拍子も無い変態意見も出すことをよしとします。
 確かに変態すべての最大公約数をとることは出来ず、判断をするのにも時間もかかります。しかし一方で多くの選択肢から客観的に選ぶことが出来、そうして下された判断なら多くは納得できる可能性が高いです。
 また世界を性欲が動かすという話もあり(ハンドク!!!)変態は言い換えると進化の途上といえるのかもしれません。こうした変態的な部分が古くから発達してきたところから日本の戦後は高品質な製品の開発がなされてきたものと考えます。
 一方で変態を認めると個別事例が増えることから、ひとつを選択したときにそれがone of themなのかを判断できない、といった不安の出てくる場合があります。


変態を使う


 プラス面とマイナス面をともに考慮し、マイナス面もときに別の軸で見ればプラスと思われることもあるため考え方を柔軟にしながら、いろいろな物や人の良さに気づきたい、バランスをとることが大切のように思っています。



それを以下を読んで考えました。
<変態>の時代 菅野聡美著 講談社発行 2005.11です。

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