今手を動かして将来を考えることの提案

公開日: 3/05/2016 就職 転職 文系 理系

私個人的には就職活動でも重要になるのは「志望意図」なのではないかと考えています。



















 毎年年末から年度明け、そして夏ごろまでの間、
次の年度の新たな新入社員の採用をするため
会社の人事部があわただしくなります。
 今年は3月1日から企業による就職活動が解禁され
企業の人事部や、もしくは多くの人材育成企業
それに付随する企業が「企業説明会」と銘打って
イベントを企画、来年度以降に卒業する学生を呼び込んでいます。
 そのような企業における企画が活発化してくる中で
採用される学生側としては何が必要なのでしょうか。
 私は大事になってくるのが「自分の志望意図」だと考えております。
 自分の志望意図がしっかりしてくると
応募する企業や職種なども決めやすくなります。
ですからこの志望意図を固めることは重要になるわけですが
ここではそのなかでも重要になると思われる
「手を動かして考えること」
「プレイヤーになることとマネジャーになることとの違い」
を示したいと思います。


理系は一流のプレイヤーになれえる

私はもともと理系の出身です。
理系の場合はもちろん文系の学生のように
理論をこねくり回すこともありますが、それだけでなく
「手を動かして実験ができる」といった大きな特徴があります。
(文系の学生でもたとえば文化人類学の比較をする場合
直接手を動かさなければ何もわからないわけですが)
これはいうなれば自分の手でものを作れる。
つまり一流のプレイヤーになれる可能性があるともいえます。


しかし多くの理系学生は手を動かさない部分で将来を決めている

しかし多くの学生は中学生や高校生自分に
数学や理科(もしくはそれに近しい科目、物理・化学・生物)
が「他人よりも高い正答率が得られる」という理由だけで
理系の道を選択した場合もあるように思われます。
かつての私がそうであったように。

またその理系の学生の中でも
「仲間が多くいっているから」であるとか、
あるいは先輩や両親などの周りの方々の声などにより
「研究者になるには大学院まで行かなければならない」
という幻想に踊らされてしまい、大学院に行く方も居ます。

いずれにしてもこれらは自分の手を動かさず
将来を自分以外のもので決めようとしている、
と私は考えています。


一方仕事では手を動かさないことはない。

もちろん大企業に所属し
なんでも案件を下請け企業に丸投げして
自分が高めの見物を決められるような
いわばマネージャーとしての役割だけで
成り立つような仕事のポジションを得られるならば
手を動かすという部分を無視して
それを生業としてもいいのかもしれません。
しかしそのようなことは少ないのではないでしょうか。

ましてや町工場や中小企業などでは
自分で手を動かさなければ仕事が回りません。
手を動かすだけでなく、口も動かしながら
作業をする必要があるように感じます。

ですからどんな企業に行ったとしても
はじめはプレイヤーとしての力が必要となると考えます。

翻って理系学生が手を動かさないことに疑問

翻って、手を動かすことで体験することのできる理系の学生が、
手を動かすことをしない企業(多くは大企業)に就職することに
私個人的には疑問を感じています。
一貫性がないというか、刹那的というか、そのように感じます。

もちろんこれまで研究室でも
後輩を指導して成果を上げるマネジャーとしての役割を担ってきたので
会社に入ってもマネジャーとしての役割を持って仕事をしてゆきたい
というのであれば、それはそれでは一応理屈は通りますが

逆にこれまで専門的なプレイヤーとして仕事をしてきた人間が
いきなり大企業に入って人を扱う経験がなくマネジャーをするというのも
理屈が捻じ曲がっているというか
理屈が破綻しているように感じはしないでしょうか。

ですからこうした理論の捻じ曲がりを防ぐためにも
多くの理系学生は大企業ではなく中小企業やベンチャー企業に行け、
といっているわけではないのですが、就職や今後の将来を考えるにあたっては
自分がプレイヤーになるのか、マネジャーになるのか
それだけは手を動かして考える必要のある気がしています。

プレイヤーとして仕事をしたいのに
できるという理由だけでマネジャーをやらされてしまうのは
自分にとっては非常に苦しいものだと思いますから。

次回はプレイヤーとマネジャーの違いについて書きます。
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