いじめには戦うか逃げる。その中で逃げる方法とは。
3月や4月になると年度が替わり、進級したり、新しい学校や職場、社会のサークルに入ることがあると思います。そのような新たらしい社会に入る場合によく問題となるのが、いわゆる「いじめ」問題です。この「いじめ」は生存競争として考えるとなくすことは出来ませんが、被害者としてそれに対する対処方法として策は二つ考えられます。それはどのような方法なのでしょうか。ここではそれらついて紹介し、その中でも逃げる方法についてどのようなことか考えたいと思います。
いじめはなくせない
いじめることは倫理的に間違っていることはわかります。しかし「いじめ」を「生き残ること」として考えた場合それはある意味、生存競争と考えることができます。ですからいじめを見方を変えて考えると人間が生きている以上なくせない、と考えています。
いじめはなくすことはできないが対処をすることは可能
しかしなくすことのできない「いじめ」という問題ですが、この「いじめ」の被害者となった場合には、何かしらの対処をすることは可能です。その対処方法には具体的に以下の二つがあります。
一つは戦うことです。これをするためには戦うためのエネルギーが必要で、最初に苦労がありますが、以後はラクになる可能性があります。
またもう一つは逃げることです。こちらは戦う場合に比べ最初はラクですが、以後は苦痛となる可能性があります。
これらを上手に用いることで「いじめ」問題も対処可能と考えます。
次の項ではこのなかの二つ目、「逃げる」方法についてその対処方法を書きたいと思います。
なお、私もいじめられることはありますが、そうした場合、戦うことも逃げることも、し、使い分けます。
逃げる方法
逃げる方法には①精神的な距離を置く方法と、②物理的な距離を置く方法とがあります。
①の精神的な距離を置くには例えば言葉を使って、相手を上げたり自分をへりくだるための「丁寧」「尊敬」「謙譲」語を使います。人はおだてられると嬉しくなる場合があります。すると相手がいい気分になりいじめを回避できる場合があります。
またいじめの現場だけでなく、改まった場や会議の場などでも空気が和むことで、先の見えない状態=いじめ状態から議題を進行しやすくなることはあると思います。
②の物理的な距離を置くには「死ぬよりはよい」と思う意味で、物理的な距離を無理やりとります。学校などでは他校に転校することを考えたり、会社でしたら思い切って辞める方法もあります。
いずれの場合も投げやりになって短絡的な行動はしないほうが良い気がします。なぜなら短絡的な行動を取っているときには、冷静になっていないからです。
特に②の後者において会社を辞める場合はその後の生活基盤をどうするのか、といったことも考えなくてはなりません。
まとめ
いじめ状態や緊張状態にある場合には、戦いと逃げを上手に使うことが重要になります。戦うことも逃げることもどちらも方法としてあり、逃げることが決して悪いことではないです。
なお、良い悪いはあくまで自分で考えることであるため、そうした対処を知り、自分がどのような選択をするか決める必要があるように思います。
選択することの重要性
ちなみに、自分でどちらも選択せず、状況に流されてしまうのは、どちらも選択しない以上に問題となることがあります。そのようなどちらも選択をしない場合、常に加害者からやられっぱなしで被害者の自分はただただ不満だけが残り続けることがあります。
ですから現在いじめられていてこのままではまずいなと思われるのでしたら、逃げるなり戦うなりの選択をすることが大事です。
ところで場合によってはいじめられていることさえも認識できていないこともあり、そのような場合には考え方の矯正を図る必要があります。例としてDVを受けている方が相手への対処を諦めてしまう場合がそうです。このような場合、考え自体が歪んでしまっていると思われます。ですからこうした状況を打開したいと考える場合には、第三者に考え方の矯正をお願いする必要があります。
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