心の充足が高いと思われる国は世界にある。インドだ。
ものづくりにおける人件費
ものづくりで一番高コストなものは人件費
といわれます。ですからかつて日本の企業はトヨタ自動車をはじめ
「KAIZEN」を合言葉に、人間の行動する時間を減らすよう努めました。
しかし人件費は年々高くなってゆき、これ以上人件費を上げられなくなってからは
ものづくりの現場を人件費の安い中国や韓国へと移転させました。
今は、中国で製品をつくり、輸出している会社も多いと聞きます。
そのおかげかどうかはわかりませんが、中国の景気はいいようです。
しかし景気がよくなった一方、最近では中国の人件費も徐々に高くなっています。
そこで企業は中国から新たな土地へ、ものづくりの現場移転を計画しています。
その候補地のひとつとして
インドがあります。
インドは人口が中国についで2番目に多く、東京裁判でもあったように親日国です。
ですから中国や韓国のようにストライキが起こって現場がとまるリスクを考えると
移転しやすいかもしれません。
インドの文化を知ることは重要になると考えたため、調べました。
ここではインドの状況とよいところを述べます。
カースト・インフラ
カースト制度が続いています。
そして日本以上に家族関係や体裁を気にします。
水や交通機関などのインフラの未整備なことが多いです。
『ものがない』状況でどう生きていくか考えねばなりません。
移動も、バスや電車で1日2日かかります。
日本では信頼が元に社会が構成されていますが、インドはそれと対極にあります。
心の充足度
しかし、人間的な豊かさでは、絶対的に崩れないカーストと宗教です。
その中で生きる人の心は日本以上に満たされている可能性があります。
私の父親も昔インドに住みたいといっていました。
そう発言した父親に当時の私は否定的態度を示しましたが、
心の充足度が日本より高いと感じたのかもしれません。
それを以下を読んで感じました。
冬野花 インド人の頭ん中 中経出版 2009.3です。
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