仕事の転機にはどうするか。



仕事をやめたくなる時期は一般的に3日3ヶ月3年、と
3のつくときが多いそうです。
3日で職場の雰囲気についていけず
3ヶ月で仕事と自分とのギャップが気が付き
3年で大体見えてきて飽きる、という「理由」です。

私もご多聞に漏れず、最初の仕事は3年でやめました。
(実際には3年と1ヶ月なので、4年目になるのですが
何十年も働いている人に比べたらどっちゃでもいいレベルです。)

遠く岡山での仕事でしたが、会社の寮に缶詰でした。
管理的な仕事をさせてくれようと思ったことに関しては
非常にありがたいと思っています。
年月よりもその働いたときの質なのかな
と思う部分が私の中には少なからずあります。

なお、転職をする場合、年収アップや待遇改善を
望まれることが多いと思うのですが、一般的な例では
転職回数に応じて年収や待遇が反比例します。
転職回数が多ければ多いほど待遇は悪くなります。

忠誠を誓って長く勤めた人を他社に移らせないために、だと思います。
待遇だけを望むのならば最初に勤めだした会社で
長年勤めていたほうが良いのかも知れません。
なお、ヘッドハンティングの場合は技術的な素養を
買われているのだと思うため、増える傾向にあります。

私は転職時、研究開発がしたかったので、年収や福利厚生は
まったく考えていませんでした。むしろ研究開発を未経験なのに
採ってくれたことにありがたいとさえ思います。
ですのであまり待遇に執着することなく、
結局言われた年収ベースで交渉を望みました。
なお、さすがにメーカーから福祉業界に鞍替えしたときには
「こんな年収で生きていくこと出来るんか」と思ったこともありましたが
今生きていることを考えると何とか生きていけたのでしょう。
車を手放したり、住む場所を変えたりといった環境の変化は
ありましたが、悪くなかったと思っています。

事の本質

私はある仕事の本質はある意味「遊び」と同意だと思っています。
遊びだから長く続くのだろうし、せっかく仕事をするのならば
楽しくやらないと損かなと思うからです。
楽しくって言っても、、そんなんでできひんよぉ、と思われる場合も
あるのだと思います。ですよね、でしたら、そうなのかも。

しかしどんなことでも楽しいことは見方を変えると
見つけることが出来るのかもしれると思っています。
警備員だってどうすれば人に不快にならないような言葉遣いが出来るかだとか、
スーパーの品だしだったらどうしたら売れる配置作りが出来るかだとか、
あるいは商品を崩すことなくすばやく並べるのにはどうするかだとか。
「作業」にとらわれず「仕事」としてみる視点が大事なのかなと思います。


職と適職というもの

人間は学びます、ですから時がたち、さまざまな経験を通してこそ
よりよい仕事の仕方であったり考え方が身につくのだと思います。
いつ考えたとしても決して遅くは無いのだと思うのですね。
そういう意味では今の転職市場というか、そういうのって残念だな
と思う部分があります。学んだけど、はい遅いーみたいな。
ある程度年齢が経過してからだとやはり体力的な問題であるとか
精神的な問題であるとかでなかなか新しい挑戦をしようという気には
ならないのかもしれませんが、若いうちでしたらこういう本を読んで
自分の形を見つめなおすというのもいいのかもしれませんね。
その名も
「天職・適職さがしの心理学(高塚富子著 同文館出版 2003.10)」です。

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