恋来い





末恒例

12月の末はクリスマス、正月と一大イベントが立て続けにあります。
ですから恋人や夫婦でどこかに出かけたり
イベントに参加されることも多いのでしょう。
旅行をするため特別な交通機関を使ったり、
プレゼントや料理を買ったりなどするため

何かとお金の必要な時期でもあります。

一方、普段はそれだけのお金を使っても得られない感動や
恋人の新たな一面を見られることもあります。
恋心を思い出すいい機会にもなるのかもしれません。




何事も行動の源として、恋は有用なようです。
自分の好きな人が居た場合、
自分にとっては成就してほしいでと思いますが、
たとえそれが適わなかったとしても
創造するための意欲として用いられます。

成就する場合、通常恋愛は

  1. 純粋な真心を持つ意味の情熱的な恋愛
  2. 恋することに恋する恋愛
  3. 性欲だけの恋愛
  4. 付き合ってい無ければならぬ恋愛

の4つがあると考えられます。さらにこれらは自立に関与します。
望ましいのは1の情熱的な恋愛でしょうか。

恋することを愛おしさ、と考え変えると
自分の子供や親御さんにも感じることが出来ます。




















にある意識

恋する感情には無意識が関わってきます。無意識の中で自分の理想とする

アニマ(理想の女性)もしくは
アニムス(理想の男性)を探し

それを現実で追い求めていると、ユングは言っています。


くは

先に示したとおり、ユングやフロイトが無意識を考えたのがはじまりです。
しかし恋を考えることの元をたどると、ローマ時代にさかのぼります。
その時代の一部では

は恋は物を狂わすもの、
眠った知識を想起させるもの
人間に備わるもの

として考えられていたようです。


意識を知ったから

無意識(アニマやアニムス)を知ったからといって
劇的に何かが変わることは無いと考えますが
「知る」ことでも何か意味づけが出来うるのかもしれません。


以下の本を読んで考えました。
「「恋する力」を哲学する(梅香 彰 著 PHP研究所 発行 2004.1)」です。


















男性が著者なため、男による無意識下での母親と父親の関係は書かれています。
しかし女性の無意識下における母親と父親の関係は書かれていなかったため、
物足りなさが残りました。
事例は多く読みやすいのですが、いかんせん小説や想像から哲学しているため
リアリティーから少しかけ離れた感じを受けました。

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