時間を意識し偏り無い情報を手に入れ決定する。
「安物買いの銭失い」という言葉があります。これは何でも応用可能です。努力することを怠り、簡単に何でも手に入れることは粗悪品を掴むことの例えです。では逆に何でもといわないまでも、出来るだけ多くのものを手に入れるにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここではその考えを書きます。
開発企業では誰でも出来ることを、人によって異なる価値で観測しています。そして正しさと確度を追求した上で、目的に合った「駆け引き」をお客さんとしています。「駆け引き」とは「北風と太陽」の話で知られる交渉術です。「駆け引き」をする場合には、準備してから攻めることが重要です。準備とは、ミスを認め自由をゆるすことです。即ち心を育てることです。
前社会にあったもの
これまでは恣意的的に情報操作をされ、その情報を元に行動していました。誰かしらが何らかを意図し、敢えて誤った情報を出し続けて混乱を誘います。利権が元にある環境問題や、地球温暖化が例としてあげられます。
こうした誤った情報でも、真実の情報を集め、情報をうまく使う、即ち目的をもって捨てることがこれからは必要です。捨てるためには一般的にパレートの法則、2:8の法則を使うことが多いです。パレートの法則を使うためには数値化されていないものを数値化しなくてはなりません。
情報を捨てると中央集権な官僚体質から個を大事にする民間体質へ変わります。ただ、これが全て良いかというとそうともいえません。メリット・デメリットがそれぞれあります。
今の社会で求められているもの
ともあれこうした変わってゆく社会に求められているものは1時間を大切にする考えと2確度を大切にする考えだと思われます。以下にそれぞれを示します。
確度を大切にする考えとは好奇心を大事にし、視覚を含めた感受性や5感を磨きます。偏りのない情報を得て、他者の経験を精査し、自分で見、考え、検証します。例えばサービス業ではお客さんの表情や声のトーン、非言語的言葉を見たり聴いたりして一つの指標とします。
この二つの考え方が上手に育つと、偏向している情報発信源への疑ええ、自ら考えられるようになります。すると例として外交では、イスラムなどの本物文化との融合、ITでは、顧客が望んでいる本当のものの見極め、技術では、隠れがちな光る下町企業への関心などが生まれ、新たな価値が発見しえます。
それを以下読んで考えました。
唐津一 ビジネス難問の解き方 PHP研究所 2002.4です。
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