困った人への対応 相手と戦うか逃げる


綿棒のように折れることも戦略的にはありえます。




















 上司やお客さん、会社組織など、立場的にいかんともしがたい相手は居るものです。そのような方にどう対応していいものか、悩むことがあります。和を重んずる文化、形を主とした儒教文化では、自分が全てを飲み込むことを是とする文化があるのでしょうが、そうは言っても目の前に居る人に、自分の心をごまかしながら対応するのはたまりません。そのような場合のときに、どのような策をとればよいのか考えることは必要です。そこでここではその方法を書きたいと思います。ちなみに私は過去社長や会社と戦い、敗れ、そして立ち直ったことがあります。特に仕事上での対立が多いですが、そのような場合でもは間違いを起こしたからといって死ぬわけではないため、何でも勇気を持って戦って欲しい部分もあります。


誰と誰が戦う?相手の特徴


 先にもありますが、会社での場合会社という組織と個人との戦いになります。そのような場合、組織は維持を目的としているため、なぜか組織内で安全な方向への舵取りをすることから迎合し抑えるべきポイントがずれます。
 会社で働くことでも、家のローンがあることから働かざるを得無いといった考えが先行しそういった考えが責任感やそれに伴った行動を抑制してきます。すると、責任を取る人に対して恐怖を抱いたりします。


個人として心がけること


 戦う場合にはどちらかが勝ち、どちらかが負けるわけですが、正直勝手も負けてもあまり意味のないことが多いです。勝敗にこだわるよりも、何を目的としたか、目的を達成出来たかがポイントとなります。特に人の多くは譲れるポイントと譲れないポイントというのは人があり、それをあらかじめ知っておくと便利です。

 その際、相手に譲れるポイントはさっさと譲ってしまいましょう。また譲れないポイントに対しては相手の反応がどのようなものか、根拠となる報告書や言質と言った証拠を用いながら理詰めで証明する必要があります。

 なお、証拠には目的と理由、およびオープン性が求められる気がします。成長をするため、他人の協力を得るために自分から動きます。そして信頼性を勝ち取った後に仲間と協力することで、強い力になると思われるのです。

 悪い例で言うと左官業界においてセメントの品質に口出しをすることで、それはタブーす。良い例で言うと吹奏族の運営はオープンで皆の力を得るようにしています。


相手への対応方法


 相手への対応は具体的に①思い知らせる②自分が折れることに大別されます。

 ①思い知らせることとは、議論的なぶつかりをはじめ相手のいいところを無理やりでも見つけた後に、相手をお客さんのようにみなした上で謙虚に、もしくは相手の立ち位置がかわからない場合にはそれをやさしく教えてあげます。

 ②の自分が折れることとしては、通常残念な人はいつまで経っても変えられません。ですのでそんな人にかまっているのが無駄という考えや厚顔無恥は背信行為だと感じて、相手はともかく自分が反面教師として学ぶことです。

 これらの二つの対応を場合によって使い分けることで良い関係を気付いていける可能性があると思います。


それを以下を読んで考えました。
古川裕倫 「バカ上司」その傾向と対策 集英社発行 2008.3です。

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