自分の考え方の歪みや勘違いを防ぐ方法。


 相手は何とも思っていないのにもかかわらず、被害をこうむっているように感じていたり間違った解釈をしているような方がいます。そのようなずれた考えや歪んだ考えを持たれている方は、相手とのトラブルとなってしまう可能性があります。これは問題です。そこでそうした問題とならないようにするため、①自分として何ができるか、②どうしたら考え方の歪みを解消できるのかといった方法をここでは考え、その対応策を書きました。


顔は感情で動く。間違うと間違う。


 通常他人は他人をまったく何とも思っていません。しかしそれを変に、無闇に疑って考えを張り巡らせたり、あるいは悪いようにとらえてしまったりする方がいます。
 例えば変に偉ぶっている人あるいは変に落ち込んでしまう人がそうです。そのような方々は他人が怖く、歪んだ見方で相手を見ていることがあります。それゆえ相手のいっていることを素直に受け取ることができず、そればかりか場合によっては悪い人に騙されてしまうことがあります。そのような方は、相手だけでなく自分にも心の面で嘘をついていることがあるようです。
 すると、瞬間的には悪い顔になることが考えられ、それが日常化することで「しわ」もその悪い顔の形にあわせてできあがります。そのようなことを考えると思いが表情に反映される場合もある、といえます。


怖さや歪みは与えられてるからでは?


 こうした考え方の「歪み」や「ずれ」の起こる原因は、消極的な「させられ」ているような気持ちであったりあるいは無闇に「与えられている状況」のあることから自分の欲しているものを与えられているものと勘違いしてしまっている、と私は考えます。

 つまり本来求めていないものを求めていると錯覚する、いわゆる代理欲求を求めることによるのだと私は思います。

 するとでこぼこの表面をつるつるだと勘違いしてしまったり、あるいは本質よりも形だけを追い求めてしまったりするのでしょう。例えば、地味な人は強い場合が多いことがあるものですが、地味になることで強くなると勘違いしてしまう場合もそうではないかと思います。


歪みを正す方法


 そうした歪みが問題だと思われ、かつ何とかしたいと考えた場合に対し、解決策を考えると次の二点①現実を見直すことと②戦うこととを持つことが大事だと思われます。それぞれの詳細を以下に示します。

 ①の現実を見直すこととは素直になるということです。他人と接する場合、嫌われるのが嫌だと思われる場合もありますが、そうした場合にはもともと誰しも関心が無いことを知り、嫌われたとしても一方でも好かれる人の居ることを知ること、あるいは逆に徹底的にあえて嫌われることで熱狂的に好きな方にアピールすることができます。
 ②の戦うこととは対決するということです。これまで何とも思っていなかったことを、自分の考えている良いように決断します。好きなことだけに集中することで、他の評価も気になりませんし最低限を持つことで身軽に行動出来ます。

 これらすべての関係は親子関係に表され、相手を認めることとあるいは相手を無関心になることとを手段として用いることで育まれます。




それを以下を読んで考えました。
だれにでも「いい顔」をしてしまう人 加藤諦三著 PHP研究所です。

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