限界と可能性を積み重ねて成長する。


 人間誰しも楽しく生きたいものです。そのためには苦しみながら成長をする必要があります。一方苦しみを避け、ラクを優先した場合にはその場の限りなく短い瞬間は楽しいかもしれませんが、成長せず楽しくないですし、面白くないです。病気にもなることもあるかもしれません。だとしたならば問題です。改善する必要があります。そこでここでは人が成長をする場合に必要なことを書きました。 


可能性と限界


 人間は常に複数の視点を持ち、それぞれを認識しながら行動していることがあります。例えば能力、体力、人間関係力などがあり、どれが欠けても問題です。

 どれか欠けるのは問題ではありますが、かといって上記に示したそれらを維持するため執着しすぎるのもいけません。執着しすぎると①考え方であったら精神疾患となってしまったり②例えば仕事において不要な主従関係を持ったりしてしまいます。 


限界を超える


 そこで仮に今執着することなくこれら能力、体力、人間関係力のうち、ひとつを高めて行動しようと考える場合には限界と可能性を行ったり来たりする必要があります。

 この行ったり来たりする状態は常に流動的な可能性を含んだ状態です。未来が誰にも予測することができないように、あらかじめ結果は固定化できません。もちろんある程度の予測はつくことはあるでしょうが、それでも絶対とはいえません。

 そして続けることで限界を感じられます。その際、限界に感じた時点で次の一歩を踏み出せない、あるいは別の視点を持つことが出来ないと成長することは出来ません。限界は通路で言うところの袋小路で、その先を進むには戻って脇道を見つけるか、壁でしたら無理やり登る必要があります。

 ですからその限界からの一歩を踏み出すため、①あらかじめ行動が苦にならないことや②好きなことをすることが良いのかもしれません。好きなことや行動が苦にならないことであるならば、たとえ限界があり結果が悪かったとしても続けることが出来ます。また場合によっては別の視点を持てそれにより視野が広がり別の能力のアップする可能性があります。 


具体例とまとめ


 例えばこのブログの読書も他者の考えを理解する意味で、カウンセリングと似た部分があります。

 そして読書を続けることでさまざまな考え方のあることを知り、身近な問題でも考える力がつくと信じています。

 なお、読書などで情報を仕入れる際、他人と自分との評価や善悪などの価値観が異なる場合には①その違いを明確にし、②取り入れたほうが良いと思われるところを取り入れることで自分の次なる目標が立てられます。

 ですからそういった次への行動を明確にする意味でも、可能性と限界を意識しながら行動を続けることは重要です。





それを以下を読んで考えました。
自分クリエイト力 樋口裕一 講談社発行 2008.5です。

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