交渉術を使った採用獲得法
これまでの私
私が学生のころ、新卒の方は卒業前年の11月12月から採用活動をはじめていました。私はすでに新卒ではないのでいつでも求職活動をしているのですが、これまで私は会社の採用を受ける場合には相手にに合わせいつもへらへらしていました。
会社は人を人としてしかみていないのだからあくまで関係性を良くすることを目的に、お互いに言うことを言わずに、ただただ従うことで採用されたいと思ったのです。
しかしそれだと、面接時に件面まで詰められません。また採用されることばかりに必死になり得られるものがありませんでした。
そしてむやみやたらに自分をアピールした挙句、いつの間にか不採用通知が来ていることもありました。
これではこれから入社後仕事をし続けることを考える場合、はまずいのかもしれません。
なぜなら運要素で採用を判断していますし仕事をしはじめてからこれじゃない感を持っていたことがあるからです。
そこでここではそうした問題に対して交渉術を使った具体的な採用突破方法を書きます。私同様に困っている方がおられるかもしれないと考えここに文章を書きました。
準備という名の仮説設定
仕事は準備8割といわれています。これは採用活動についても同じです。事前準備は特に重要です。
準備が十分にされているかなされてないかで得られる報酬(内定取った取れないの話ではなく採用を受けるに当たっての学べる点)も大きく異なります。
そのため、準備としてすることは具体的に、以下の二点が必要になります。
1)自分のでアピールできる点を探します。そのため日々何が自分の売りのポイントか相手にないものは何か確認する必要があります。(それは私と接したり自己分析したりしてください。)
2)次に相手が何を求めているか知る必要があります。いまどきホームページがないであるとか調べられないなどという会社もありますが、そうした会社の場合には面接のときに直接聞くことで何を目的として何をどうしているのか聞きます。相手が何を目的になにをどうしているのか知り、理念から細分化された採用という過程でどうした人を欲しているのかを推察します。
これらを材料として洗いざらい全部見出しあらかじめ読み込んでおいた2)の情報に1)の情報を混ぜ込み、取りあえずの文(たたき台)を完成させます。「2)のために1)する 」といった形で、です。
これを自分の中で作っておき履歴書や職務経歴書の中に落とし込みます。
面接という名の検証
次に面接をします。ここの採用面接の場では、通常こちらだけでなく企業である相手側も何がしかの見極めポイントを持っています。持っていない場合は面接官は失格です。
ですので見極めポイントを探り、上記準備で作成した仮説とをすり合わせることで部分的な合意/非合意を得ていきます。
交渉の細かい業は具体的にここで使います。どうしても交渉というと相手を打ち負かすこと、いわばゼロサムゲームと勘違いされがちですが、通常交渉とはそのようなものではありません。
ではどういうものかというと、言うならばあくまで協働する者同志の集まりとして
押せば通りそうなところと押しても無理そうなところとを見出し、相手の話を聞いて細分化し、あるいは自分が細分化して話し、何が譲れて何が譲れないかを調整するものです。
最悪交渉がまとまらない場合には断ってしまっても良いかもしれません。もしくはきちんと面接対応者と交渉をしたうえで採用を断られるようでしたら、その理由もある程度納得して理解できると思われます。
なお、その面接をする際小さい会社であれば、社長さんや幹部の人など会社の方針決定している人が出てくることがあります。すると準備の項で作成した仮説検証が容易になります。
ですのでこのときに面接官が経営者なのにも関わらず準備2)の主張と違ったことを言っていたのならば、会社として何がしかの不具合が生じているか、あるいはその面接官が残念な人そうした残念な人を雇っている会社と推察できます。
検証結果と今後の動向
準備をして、検証した結果自分の力を出せそうだと判断したら思う存分働いたらよいと思います。いい仕事場が見つかると良いです。
もしくはひとつだけの会社だけでなく複数の会社を見ることで自分のスタイルを順位付けし最良の会社に入る方法もありなのかもしれません。
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